介護保険とは介護が必要になった方に保健医療サービスや福祉サービスに関する給付を行うためのものである。
介護保険は65歳以上であれば受けられるが65歳以下であれば40歳以上かつ医療保険に加入していなくては受けられない。
その介護保険と生活保護で関係があるのが生活保護の介護扶助と生活扶助です。
介護保険では1割負担である場合があります。
金銭に余裕のない方であれば1割といえども生活を締め付けるひとつです。
しかし生活保護の受給者であり支払い能力がない方はその1割を介護扶助で負担してくれるので居宅介護支援費以外も事実上無料で受ける事ができるのです。
生活保護が全部負担なわけではありませんので内訳はこうなります。
介護保険(9割)+生活保護(1割)
※生活保護受給者であっても支払い能力がある場合は本人負担をする可能性があります。
生活保護は介護保険制度を優先しますので本来支払わなければならない1割を生活保護の生活扶助でまかなってくれるという考え方です。
どちらにしても全額をまかなえるという事です。