生活保護者はクレジットカードは禁止されていると思われがちですが、法律で「借りてはならん!」ということはありません(私も勘違いをしていました)。ただ、生活保護者が銀行などでクレカを作ってつかうと、借りたお金自体が収入認定されるということになるので、メリットは無いと思ったほうが良いでしょう。
クレジットカードを作らなくてはいけない何らかの事情がある場合は必ず事前に担当ケースワーカーに相談してください。
前述したように、生活保護者のカード利用は禁止されていません。もちろん、お勧めもしていません。では、生活保護者が昔作ったカードを利用したいというのはどうでしょう?残念ながら、こちらもおおよそはできないようになっていると思われます。クレジットカードの情報は、生活保護受給者になる段階で変更されるので、借金と類似するカードを作ることはできません。もし、作るとすれば審査が無いようなカードを作るしかないですね。
誰にもバレないと思いつつ、密かにクレジットカードを作って支払いをしてしまったら、生活保護費が減額されてしまったり、最悪のケースでは受給をストップされてしまうことも・・・。病気や怪我などで生活が厳しいから生活保護を受けているので、減額や受給ストップは避けたいですね。ですので、そもそも作らない、利用しないのがベストです。基本的にバレると思ったほうが良いでしょう。
キャッシュカード、クレジットカード系は無理ですが、何からなにまで全てダメという訳ではありません。以下、少しですが、使えるカードと解説をします。
💳デビットカード
クレジットカードの場合は、銀行の残高がゼロでも前借り(借金)のような形で買い物ができます。しかし、デビットカードの場合は、買い物をする時に引き落としされる口座に買い物金額と同額以上の残金がない場合は購入できません。ですので、その場で支払え、借金にならないデビットカードの利用はOKです。さらに、お店によってはデビットカードを使ってポイントを貯められるなど、クレジットカードと似たような機能も持ち合わせているのがデビットカードの特長でもあります。
💳プリペイドカード
現金を持ち歩かず、カードにお金をチャージしておいて利用できるプリペイドカードの利用もOK。チャージしたお金しか使えないということから、お金の無駄遣いを防ぐ効果もあります。
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【生活保護者に対する融資、ローン、クレジットカードはOK?】
たとえ、生活保護を受給していても、借入を起こしては罷り成らぬという法律は皆無ですので、生活保護受給者は借入を起こすことは全く問題ありません。とはいえ、生活保護受給者が銀行に出向いて「生活保護の受給者である」ことを伝えると、銀行の方はいい顔せずに断られることになる公算が大です。そんなに甘くはありません。そこで、生活受給であることを隠蔽してお願いしたところで、銀行から詐欺を訴えられることになります。必ずといっていいほどバレます。金融機関からではなく、親族や知人にお願いすることを考えて行動するほうがベターといえます。
コメントありがとうございます。確かに「借金をしては罷り成らぬ!」ということは明確になっていないですね。
結局キャッシングできても借りたお金が収入認定されるので、良くはないですよね。
良いアドバイスをありがとうございました!