生活保護で民間の保険を支払う事は可能でしょうか。
生活保護は基本的に資産がない人が最低限度の生活費の援助をもらうという趣旨で行っております。
ですからもちろん解約返戻金がある保険には入れません。
生命保険などの解約返戻金は資産になるからです。
そして掛け捨てタイプの保険はどうでしょうか。
生活保護費は最低限度の生活費です。
ですから基本的には市から受給を受けているお金で個人の生命保険に加入することは難しいとされています。
しかし掛け捨ての保険の場合だけ生活保護担当の人に申告すれば相談の余地がないわけではありません。
掛金が低く掛け捨ての生命保険に加入したいという事をご自分の生活保護担当に申告して相談は可能だと思います。
福祉担当者の判断次第でケースバイケースで加入できる場合があります。
生活保護受給者が民間の保険を支払うことは、一般的には困難となっています。
生活保護は、必要最低限度の生活を保障するための制度であり、生活費や住居費、医療費などが支給されます。生活保護の基本的な考え方は、自己負担を最小限にすることで、最低限度の生活を保障することにあります。
民間の保険は、生活保護基準となる収入・財産の範囲を超える場合があり、保険料の支払いや保険金の受け取りが制限されることがあります。また、生活保護受給者の場合、受給額が限られているため、保険料の支払いができない場合もあります。
ただし、国民健康保険や国民年金など、公的な保険には、生活保護受給者でも加入することができるものがあります。生活保護受給者が加入可能な公的保険については、各自治体の窓口や担当者に問い合わせることをおすすめします。