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生活保護、入学準備金の支給時期(小学校、中学校)、領収書、足りない時は?

生活保護、入学準備金の支給

お子さんの成長は嬉しいものですが、成長と共にお金もかかるもの。小学校の入学ではランドセルが、中学、高校生になると制服が必要ですよね。何かと物入りな新入学のお金ですが、こういった費用は補助してもらえるのでしょうか?

「入学準備金が出ます!」

小学校 中学校 高等学校
40,600円以内 47,400円以内 63,200円以内

このように小学校から高校生まで、入学準備金というものが支給されるので、かなりカバーしてもらえます(ありがたいですね)。

生活保護、入学準備金の支給時期

さて、肝心かなめの「いつ支給されるのか?」ということですが、

「2月」「3月」

頃です。一応入学前に支給されることになっていますので、当然4月前には支給されていますが、自治体によって異なります(福岡市は3月、西東京市は2月中旬と記載されています)。そして、高校生まで支給してもらえますが、大学入学に関しての支給はありません(大学生は別で一時金があります。詳しくは「生活保護家庭の大学進学、受験料や一時金について」をご覧ください)。

生活保護、入学準備金に必要なもの(領収書など)

準備金をいただくにあたって必要なものがいくつかあります。条件を書き記しておきますので、参考にしてください。

➀小学生・中学生は義務教育のため、条件は特にありません。
※高校生は義務教育ではないため、「合格通知書」と「在学証明書」の提出が必要です。

➁基本的には現金支給で、入学する前に購入して申請してください。この段階で貯金が無い場合は、事前に見積書を提出します。ここで入学準備金が使われたのかを確認するため、領収書は絶対に必要ですので大切に保管しておいてください(紛失した場合は、返還を指示されることもあります)。

生活保護、入学準備金だけで足りない時は?

小中学生ならそこまでお金はかかりませんが、高校に入ると比べ物にならないくらいお金がかかります。実際、入学準備金をいただいても足りないというケースも沢山あるんです。そういった場合、一般家庭だとお金を借りたりできますが、生活保護者に借金は許されていません。不足分を補うにはどうすれば良いのでしょう?

一番無難なのは、保護費の中からコツコツと学費として貯めておくこと。生活保護者でも子どもの学費のためなどの貯金は認められていますので、先を見越して貯金をしておくのが一番です。また、借金はダメと書きましたが、奨学金であれば借金してもOK!後で返済しなければいけませんが、将来のためと思えば悪い借金ではないと考えます。

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