賃貸物件に生活保護者の場合賃貸を探すのが困難な場合が多いです。
実際の不動産屋さん監修のもと生活保護者が断れるケースは聞いてみました。賃貸物件を借りにくい理由を把握する事によって今後の考え方も変わるかと思いますので参考にして頂ければと思います。
【目次】 1. 生活保護者の物件探しが難しい4つの理由 ・生活保護者は家賃の滞納が怖い ・他の居住者とのトラブルが怖い ・役所の事務手続きなどが遅い ・意外としたたかな人が多い 2. 生活保護者の賃貸を簡単に探す方法! |
不動産屋さんから聞いた本音の生活保護者の賃貸探しが難しい理由を上げていきます。
家主や不動産屋さんは滞納を一番恐れています。不動産屋さんは経験から家賃補助をもらっていても振り込む前に使い込む生活保護者を多く見ています。
しかし生活保護法第37条の2で平成18年に創設され、その解釈により家賃(住宅扶助)も福祉事務所が大家さんの指定口座に直接振り込むことができるようになりました。各市区町村でも代理納付が可能な地域も増えてきていますので家賃の滞納などの心配はかなり軽減されているでしょう。ご自身の地域でも直接不動産屋または貸主に振込みをしてもらえるか確認しておきましょう。
これが伝えるという事は家賃滞納を心配している知らない不動産にポジティブなイメージを持ってもらえるしょう。
特に鬱など精神疾患で生活保護を受けている方は他の理由で生活保護を受けている方と比べてかなり入居は難しいでしょう。ざっくばらんに言うと一般賃貸物件で言うと100件あって1件ぐらいの感覚です。
「もしかしたら自宅で大きい声を出すのではないか?」、「思いつめて何か事故を起こすのではないか?」、「トラブルがあって他の居住者と事件を起こすのではないか?」
など勝手な想像ですが不動産屋としてはこういった可能性がある方を貸主の手前入居させるわけにはいきません。
不動産屋さんも人間ですから「勝手な想像するな」という態度ではなく誠実に対応していれば一生懸命やってくれる不動産屋さんもいるでしょう。精神疾患が理由だが軽症で他の居住者に迷惑を及ぼすような感じではないと思わせないといけません。
これから生活保護を受給する人などは賃貸物件を決めてから役所の許可がおりますので生活保護が決まっていて家賃の代理納付なども決定しているとは言えません。最近は手続きを協力的に早く行ってくれる生活保護担当窓口ですが要は決まっていない状態で審査をしてほしいという事なので嫌がる不動産屋さんもいます。賃貸では早い所で1週間以内に契約をしてほしい会社もありますし後でやはり受給が下りなかった等と言われると物件を止めている状態となりますので不動産屋さんにとってはリスクがあります。生活保護者は保証会社に入らされるケースが多いですが保証会社も受給者証がないと対応してくれない場合がありますので審査自体がすすまないケースもあります。また生活保護費は5日支給という場合が多いのですが月末締め翌月払いが不動産屋の家賃の定番です。1日を過ぎてから振込みとなりますので契約書上の振込み期日と異なりますのでそれでも良いか貸主に承諾を得る必要があります。
ただこのこれらの事は生活保護者でも良いという物件であればある程度不動産屋さんもシステムが分かっていて言っていますのでそこまで心配する必要はないと思います。
家族が多く家賃補助では狭すぎていい物件が借りられない場合。 よく住宅扶助に家賃を管理費と分けて住もうとする方がいらっしゃいますがこれはやってはいけないことです。
結構不動産屋を行っていると一部ですがこういった事を言う方が多いです。
引き受けてる不動産屋も中にはいらっしゃるのかもしれませんがあくまでも他の居住者と違った契約書に書き換えるというのはやって良い事とは言えません。真面目な不動産屋であればそれだけで印象が悪くなりオーナ審査が難しくなるでしょう。
あくまでも住宅扶助の家賃上限枠ではないと基本的に住宅扶助はおりません。あくまでも正当に誠実に印象が悪くならないように気を付けましょう。
口に出さないまでも上記のようなこのような生活保護者のイメージを持たれている不動産屋が多いです。「生活保護者は断ります」と最初から決めている不動産屋も中にはいます。これは物件を多く持っている大手であればあるほど可能性は強い傾向にあります。なるべく良心的な町場の不動産屋さんに行く方が話を聞いてくれる可能性は高いです。そしてご自身も人柄を見られているというつもりで不動産屋とお話しましょ。不動産屋さんは入居後のトラブルが一番のリスクと考えています。 |
上記の事を把握しているとは言え現実は厳しいと言わざる負えません。単純にポータルサイト等を検索して探していると断られたり労力が結構かかるものです。なるべく最初から楽に物件探しを行う方法を記載します。
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※2022年7月この情報は現在は変わってしまいました。生活保護者の審査は非常に厳しくなってしまいました。
これを知っている人は不動産屋さんでもそういないのですが実はレオパレスは生活保護者対して特に駄目だという取り決めがないケースが多いです。監修している不動産屋さんいわく生活保護の理由が精神疾患の方で入居審査に通ったというケースが結構あるそうです。鬱などで探されている方でかなり苦労している方はおすすめです。
ただ一人暮らしの方はおすすめなのですがファミリーの方は物件が9割以上が1Kなので他の方法で探すしかありません。
SUUMOやホームズがある中なぜこのポータルサイトを選んだかという複合ポータルサイトだからです。こちらのポータルサイトはスーモとアットホームの情報が掲載されている。このアットホームと一般ポータルサイトという組み合わせが一番良い。
不動産屋視点で解説するとスーモやホームズ等のポータルサイトは物件を登録するのに費用が結構するので高いのでアットホームのみしか提携していない町場の小さな不動産屋が結構いるのです。
だからといってアットホームのみだと有料でイケイケで登録している不動産屋の情報が全く出てこなく物件数が少なくなってしまいます。ですからスーモとアットホームの情報が一度に検索できるヤフー不動産を利用するとほぼ市場にある物件も網羅しやすく検索もしやすいのでおすすめというわけです。キャンペーン時期にもよりますがちなみにYahoo!不動産で図面の資料請求を行うとYahoo!ショッピングなどで使える割引クーポン500円がもらえます。電話だともらえませんので注意。最初はメールで資料請求した方がお得です。
前置きはその辺にしてさっそくこのヤフー不動産を使って生活保護物件を探していきましょう!
実はヤフー不動産には検索窓というものがあって好きな言葉を入力する事ができます。入力する言葉は「地域名+生活保護相談」です。この生活保護相談は各々の物件の詳細画面に記載されている言葉に引っかかって検索されますので「生活保護可」やただ単に「生活保護」でも構いません。今回は出てくる数と詳細画面で本当に生活保護相談の物件が多そうなこの言葉で検索します。時間がある人は生活保護という言葉だけでも探し見ると「生活保護は相談にのります」などという言葉で詳細画面に書かれている物件も出てきますのでダメ押しで調べて見ると良いでしょう。また地域名はなぜか東京都や神奈川県等と上に付け足してしまうと検索機能に不具合が出て検索ができませんので注意。
詳細やポイント等の所にこんな感じで記載されているはずです♪
この方法で探すことによって生活保護の物件を簡単に探すことができます。たまに業者の紹介文などに引っかかって出てきてしまう場合もありますが逆に生活保護者をウェルカムとしている不動産屋ですので業者探しにも使えます。
1Kの場合はレオパレスかこの方法で1Kを探しファミリーの方はヤフー不動産で探すととても楽に物件を探すことができます。一度試してみると良いでしょう。